ABOUT MEDICAL OFFICE

特徴

特徴

“時代のニーズに即した実践的でヒューマニズムに富む医師の育成”

教室は、1932年(昭和7年)、前進の九州医学専門学校時代に教室の第一歩が始まりました。1956年(昭和31年)には、大学院設置により外科学は2講座制となり外科学第一講座、第二講座が開設され、1996年までは第一外科、第二外科の時代が続きました。その後、1997年度より、従来の第一外科、第二外科の2つの講座が合併し、一つの外科学講座として発足いたしました。

患者さんにとってわかりやすい臓器別診療体制となるとともに、日本専門医機構による新専門医制度に則し、いち早く総合的な外科診療能力を身に着けていただくために基盤領域とサブスペシャリティー領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科)とが連動したより柔軟で充実した教育的プログラムを提供することが可能となっております。

当講座は、大学の基本理念に沿った“高い理想をもった人間性豊かな実践的人材の育成を目指すとともに、地域文化に光を与え、その輝きを世界に伝え、人類の平和に貢献することを使命とする”第一線で活躍できる外科医を育成することを最終目標としております。
2028年に迎える久留米大学創立100周年という大きな節目に向けて、教室の伝統をあらためて胸に刻み、近年減少傾向にある外科学を志す若手医師の意欲を掻き立て、臨床面だけでなく、外科学としての学術的な最先端の研究も含めて、社会へ向けて発信し続けることが、われわれに科せられた重大な責務であると認識しております。

診療

診療

外来診療は、センター制をとっており循環器病センター、呼吸器病センター、消化器病センター、乳腺内分泌外科・総合外科外来で行い、病棟はフロア別に消化管(食道・胃・大腸)、肝胆膵・乳腺内分泌、心臓血管・胸部外科に分かれて、各身体臓器機能や病態に合わせ、総合的且つ効率的な外科的治療を行える体制を整えております。在院日数の削減、ベッド利用率の上昇を目指して、クリニカル・パスの導入も積極的に行っており、また医療安全対策室や感染制御部とも密な連携を心がけております。地域に根差した基幹病院として、患者さんに安心安全で高度な先進的医療を持続して提供できる環境づくりに努めております。また、医局員全員が常日頃より高い医療技術を習得し維持していくことを志しております。

研究室

研究室

研究室は、一定な臨床経験を持った若手医師により高い視点から臨床的課題を解決する能力を育てるため、各臓器グループの研究班に加えて、横断的な研究もできるように腫瘍、代謝、移植(心、肝)の研究班も備えており、外科学における基礎から臨床の各研究分野を網羅しています。研究室では毎年各研究分野において国際国内学会において積極的に発表していると同時に、数多くの知見が論文となり報告されその業績が認められ多くの研究生が医学博士の学位を取得しています。

学内には循環器病研究所、先端癌治療研究センター、分子生命科学研究所などがあり、領域を超えた多くの専門家と連携して、国際レベルの先進的な研究を行うことができます。医師それぞれの目指す将来像に合わせ国内外留学が盛んに行われるとともに、世界各国から留学生を受け入れており、国際化に十分対応できる環境を整えています。

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